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おーい、中村。

 七、八日の古書往来座「外市」。「退屈文庫」は、六一冊、二〇九五〇円の売り上げでありました。集計は本に挟んでおいたスリップを回収して行うのですが…。

 八日の「ワメトーク」のため会場への道案内に立っていると、外市会場残留組の瀬戸さんからTEL。
 「(お客さんがレジに持ってきた)退屈さんの本で、スリップが抜けているものがあって。中村武志『ふだん着のパリ』(旺文社文庫)なんですけど、三〇〇円くらいですかねぇ」 
 「ええ、三〇〇円で売ってください。おねがいします」


 あ、ちなみに、「外市」でぼくが買った本は。
 『世間遺産放浪記』(石風社/藤田洋三著)
 『辞書生活五十年史』(図書出版社/斎藤精輔著)
 『鋏と糊』(自由現代社/三國一朗著)
 『怪老の鱗 奇人・変人交遊録』(光文社/団鬼六著)
 『続・荒川洋治詩集』(思潮社・現代詩文庫/荒川洋治著)
 『ことばのある風景』(新潮社/三國一朗著)
 『スタジアムの戦後史 夢と欲望の60年』(平凡社新書/阿部珠樹著)
 『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』(文春文庫/武居俊樹著)
で、一〇〇〇円、六〇〇円(たしか、三省堂の百科辞典をつくったヒトで、金と時間を使いすぎて三省堂を一度ツブしたのだとか)、五〇〇円、五〇〇円、四〇〇円(サイン入り)、あとは各二〇〇円。

 



 で、きょうは休みなので寝っころがりながら売り上げスリップを見て愉しんでいると、例の紛失したスリップの代わりに瀬戸さんが書いてくれたメモが。


 中村錦之助 三〇〇円           せと

   
by taikutuotoko | 2007-07-11 12:44 | 本・雑誌・新聞・書店


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