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ラジオで外市、テレビで一箱。

 忙しかった六月も終り、ちょっと気分を入れ替えよう、という日曜日。朝は「古書現世」向井透史さんがゲスト出演した「安藤和津TEPCOトークマルシェ」(文化放送)を聴く。安藤さんの持ってきた「この本いくらですか?」を無難にかわした向井さん、古本屋のこれから、わめぞ往来座「外市」(七月七、八日。日曜には荻原魚雷さんと浅生ハルミンさんのワメトーク「三重県人!~わたしたちが東京に来るまで~」もあり)の話など。それにしても向井さんが瀬戸さんに出会い、その瀬戸さんの店名が「古書 往来座」だった、というのはなんとも運命的なものがあるなぁ。

 外市用の新ネタを用意せねば、と部屋を出る。練馬の「一信堂書店」で
 『宇宙的ナンセンスの時代』(教育社/宮内勝典著)
 『いまやアクションあるのみ! 〈読売アンデパンダン〉という現象』(筑摩書房/赤瀬川原平著)
 『推理日記Ⅳ』(講談社文庫/佐野洋著)
を、三〇〇円、一〇〇円、一〇五円。
 
 練馬駅前の「ブックオフ」は空振り、電車で大泉学園の「ブックオフ」へ。う、う~ん、特にナシ。瀬戸内晴美「三鷹下連雀」を読んでいるところだったので
 『富嶽百景・走れメロス 他八篇』(岩波文庫/太宰治 作)
を買う。一〇五円。今日からカードにポイントが付かなくなったが、これまでに貯まっていた五〇ポイント以下の分は一ポイント一円で使えるとのこと。

 期待をもって練馬高野台の「ブックオフ」へ。あれっ。
 『噂の眞相 一行情報大全集』(イースト・プレス/噂の眞相編集部編)
くらいしか見あたらず(一〇五円)、あとは自分用に
 『恋愛なんかやめておけ』(朝日文庫/松田道雄著)
 『四十きょろきょろ』(中公文庫/出久根達郎著)
を買う(『恋愛~』は小谷野敦がススメていた)。各一〇五円。しかも、残りのポイントを引いてもらおうとすると「ウチは使えません」。レジ前の表示には使えるとあるのに…とブツブツ言いながら帰る。

 江古田の「ブ」でも空振ったのだが、街中をブラついていると知り合いに遭遇。「(前にブログに書いていた)根元書房で買っていた本、ぼくが売った本ですよ」、ん~世の中狭めぇ。

 
 いま、内澤旬子さんの「情熱大陸」(TBS)を観ているとこ。一箱古本市の映像も出ていた。
 
 
 『ゆきてかえらぬ』(文春文庫/瀬戸内晴美著)
を読んだ。
by taikutuotoko | 2007-07-01 23:39 | 本・雑誌・新聞・書店


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