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ぢっと“手”を見る。

 あら。岩波現代文庫の『野坂昭如ルネサンス』(1、2)って、カバーは和田誠なのね。海野弘『モダン都市東京』(中公文庫)の改版も出たが、そのカバーもなかなか。

 神保町「小宮山書店」のガレージセールで
 『怪しい来客簿』(角川文庫/色川武大著)
を買う。一〇〇円。角川文庫版は見かけるとつい買ってしまうなぁ。文春文庫のとあわせると何冊持ってるんだ、と。

 『“手”をめぐる四百字 文字は人なり、手は人生なり』(季刊「銀花」編集部編/文化出版局)
を読んだ。“手”についてのエッセイが手書き原稿一枚、そのまま五〇人分掲載されている。久世光彦さんのはものすごく読みやすくてきれいだ。こういうのを受けとった編集者はうれしいだろうなぁ。久世さんらしいかっこよさだな。三上寛のが伊東屋で、内海桂子はコクヨ、橋本治は紀伊国屋、などなど、どこの原稿用紙をつかっているか見るだけでも愉しい(あ、これきのうも書いたような)。 『『洋酒天国』とその時代』や『蘭学の時代』なども読みかけ。

 「ジュンク堂書店」池袋本店では、これまでの「赤瀬川原平書店」に代わり、五月二六日から「佐藤優書店」。エプロンにハタキ姿の佐藤優。あやしいっすねぇ。


 あたらしい大臣のおじいちゃんは首相のおじいちゃんの内閣の大臣なのだそうで。うっわ、もうほんとヤダナ。しかも同じポスト。さすがに“人柄”で総理やっているひとはちがう。 

  石立鉄男さん亡くなりましたねぇ。
by taikutuotoko | 2007-06-01 23:41 | 本・雑誌・新聞・書店


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