火曜、帰りに神保町「ダイバー」に寄り、店主のSさんとアレコレ話す。にしてもなんすか、
この写真(ちなみにブログを書くのは奥さんのHさん、この人もなかなか……)。寄港市のチラシのアヤシイ
河童、誰が描いたのかと聞くと、Sさん にかァと笑って、「ダイバー絵師だよ」。
しばらくしたところで「西秋書店」西秋さんがダイバーに。二七日からの「
アンダーグラウンド・ブック・カフェ」(東京古書会館地下ホール)で「ふるぽん寄港市」(二四日~二八日)のチラシを置いてくださるとのこと。こりゃどうも。U.B.Cのトークの話など、アレコレ聞く。出来たての目録もいただいた、ありがとうございます。
また、西秋さんによれば、「東京堂書店」週間ベストセラーの三位が
『古本暮らし』(晶文社/荻原魚雷著)
だとのこと。おぉ!ちなみに一位は『灘の男』(車谷長吉)二位が『独学でよかった』(佐藤忠男)、んん~あいかわらず独特なラインナップですなぁ。
水曜は休み。洗濯機を五回まわし、やっと冬物を片付ける。百均の「ダイソー」で生活雑貨をいろいろ。ちょっと気分がかわっていいですな。本の整理もしようかと思ったけど…おもっただけで疲れたのでやめた。
『日本の農書 農業はなぜ近世に発展したか』(中公新書/筑波常治著)
『江戸の町』(中公新書/岸井良衛著)
『三代の辞書 国語辞書百年小史』(三省堂/山田忠雄著)
を読む。『日本の農書』なかなかおもしろい。さいきんは江戸の学問についての本が気になっていて、本屋でも『江戸の博物学者たち』(杉本つとむ)『江戸人物科学史』(金子務)『シーボルトと宇田川榕菴』(高橋輝和)といったようなタイトルの新書文庫を見かけるたびに手帳に書き付けているところ。『おらんだ正月』を再読したあたりからそういう気分なんだよなぁ。(新書文庫で)なにかオススメがあれば教えてくださるとうれしいです。
あ、なんだか吉村昭の小説が読みたくなってきた。
江戸時代といえば、
くうざんさんのアンテナに入っていた「
江戸時代研究の休み時間」で
ワン・コイン古文書講座というのをやっていると知る。ほえぇ、なんだか間口の広そうな講座でいいですねぇ。
そういえば(ぜんぜん関係ないけど)日経ビジネス人文庫の『私の履歴書』シリーズ、六月は「知の越境者」で白川静・中村元・梅棹忠夫・梅原猛。批判もやたらと多いひとたちだけど、おもしろそうではあるなぁ。