なーんか、書くことがあった気がするのだけど思い出せず。あったことだけ。
休みなので、昼過ぎに要町の「ブックオフ」。
『美女が脱ぐ瞬間 ヘアヌード写真集の舞台裏』(リム出版新社/高須基仁著)
『このバカを見よ!』(飛鳥新社/高橋春男著)
『プロ野球歳時記』(文藝春秋/永谷脩著)
『三一書房に見る日本の黒い霧』(健友館/船瀬俊介・水澤渓編著)
『帰りたくない! 神楽坂下書店員フーテン日記』(知恵の森文庫/茶木則雄著)
『ステンドグラス なだれる虹 燃えるいばら』(平凡社カラー新書/小川国夫著)
『働きながら書く人の文章教室』(岩波新書/小関智弘著)
を買う。各一〇五円。
『このバカを見よ!』って何冊も持ってるけど、好きなんですよ。一時期「バカ」本が流行ったけど、これに優るものはなかったような(ロクに読んでないけど)。バカの奥深さを知るにはこれでしょう。
〈アイパッチをしてる頃のタモリってバカだったなあ、ってのがありますね。で、アイパッチからサングラスになって、ややバカが後退して、『笑っていいとも!』で色の薄いサングラスになりバカがすっかり消えてしまいましたね。これはバカが消えたというよりバカに逃げられたというべきでしょうね。バカに逃げられたバカ。これが現在のタモリ氏なんですね。〉
ってな感じで、タモリは「バカの抜け殻」。ビートたけし「買い被られちゃったバカ」、村上春樹「バカに詮索されるバカ」、所ジョージ「さんづけになっちゃったバカ」。いや~。
地下鉄で神保町へ。「山本書店」で
『フォト・ルポ 七つの海で泳ぎたい。』(講談社文庫/関川夏央著/住友一俊写真)
を、一〇〇円。「小宮山書店」で
『犯罪調書』(集英社文庫/井上ひさし著)
『社会部記者レポート OL殺人事件』(角川文庫/読売新聞大阪社会部著)
を、各一〇〇円で買う。
喫茶店で
荻原魚雷さんと待ち合わせ。あれこれ話す。阿佐ヶ谷の「
よるのひるね」で、三月一八日に「よるひるふる」という一箱古本市があるという。出店者を若干数
募集中のようだ。
ある方から
『ブリキ男』(晶文社/秋山祐徳太子著)
をいただいた。秋山祐徳太子の、書下ろし自伝。ああっ晶文社、って感じのする本だ(装丁・平野甲賀)。写真だけでもかなりおもしろい。読むのが愉しみ。
「ダイバー」にちょいと寄ってから、地下鉄で早稲田へ。「
立石書店」で預かってもらっている荷物をまた少し引き取り、「
古書現世」へ。
『20世紀号ただいま出発』(マガジンハウス・ブルータスブックス/久保田二郎)
『伝説の旅人 1841-1974 国境を越えた56の魂』(文春ネスコ/平野久美子・ノーサイド編)
を買った。一二〇〇円(を一〇〇〇円)、五〇〇円。
向井さんが奥の棚から出してきた、とある爆笑古本を借りて帰る。
夜は久しぶりの連中と飲む、ために薬を一度抜いたらまた咳がひどいことになった。ちゃんと身体を休めないとなぁ。