帰りに神保町「三省堂書店」で
『書評家〈狐〉の読書遺産』(文春新書/山村修著)
を買う。
地下鉄で池袋、「ジュンク堂書店」。元木昌彦のノンフィクション養成講座を聴く。ゲストは江川紹子さんでした。ノンフィクションの器としての「新風舎文庫」(江川さんの著書多数収録)はどうなんすか、ということを質問したかったのだが元木さんが指名してくれず残念。
池袋はJ堂もリブロも夜一〇時までの営業というのがありがたい(神保町は早い)。「リブロ」でいろいろと物色。黒っぽいデザインの『メルボルン1』てのがあり、目次みると長嶋有・中原昌也・柴崎友香・穂村弘さんなど、なかなか豪華な名前が。帰宅後ナンダロウと検索してみたら、一一月の「asahi.com」に
芥川賞作家ら創刊「メルボルン1」 かっこいい同人誌追求てな記事があった。
HPもあるようだ。気づかなんだ。あと気になったのは
『“手”をめぐる四百字 文字は人なり、手は人生なり』(文化出版局/季刊「銀花」編集部編)
で、「
daily-sumus」でも紹介されている。カンケイないが、「daily-sumus」のリンクにある「
亡兎観現世」てブログは写真が飽きさせない。
『週刊文春』で小林信彦さんが、文化放送の吉田照美「やるMAN」が三月で番組終了と書いていて驚く。
『尾崎翠集成(上)』はまだ読み出したばかり。PR誌にいくつか目を通す。今号の『アスペクト』はイマイチだったけど、出版案内を眺めていると
アスペクトってタイトルの付け方がうまいなぁと思う。『インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?』『社会派くんがゆく!』『闇を歩く』『手術の前に死んでくれたら』『アホウドリの糞でできた国』『センチメンタルダイエット』『博士の異常な健康』『プロ野球に関わる生き方』……『メガネ男子』『スーツ男子』もアスペクトだ。
(一番イイのは『インターネットは~』だと思うが、『手術の前に死んでくれたら』は〈ボスニア戦争下で命の尊さを見つめながら生き抜いた医師たち〉という紹介がついていて、それでこのタイトルだと思うと興味もわく。シェリ・フィンク著)
もらってきたのはちょっと前だが、『未来』の一月号に載っている内藤寿子「〈事件〉は誘惑する3」の「赤ちゃん、新書になる」がけっこうおもしろい。松田道雄『私は赤ちゃん』(岩波新書)について。当時の新聞広告(いわさきちひろの、赤ちゃんの絵が中央に)も載っている。
「
わめぞblog」に出ているが、「早稲田松竹」の一月二〇~二六日は『ヨコハマメリー』『太陽』の二本立てとのこと。メリーさんに関しては、「歩行と記憶」の
メリーさん、そちらは雪ですか、や
メリーさん、元次郎さん、ありがとう!がおもしろいです。kuriyamakoujiさんが書店員時代、お客としてよく来ていたとか。
「オンライン古本屋の財布」
あなたの街の古本屋OPEN!!から、「南部ゲンダイ」に飛ぶ。
木鶏堂書店の御正月実話がいきなりショーモナイ話なのでgood。