携帯で読むには長い。

 帰りに池袋、「大地屋書店 文庫ボックス」で取り置きの
 『文芸誌「海」精選短篇集』(中公文庫/中公文庫編集部編)
 『文芸誌「海」精選対談集』(中公文庫/大岡玲編)
 『文芸誌「海」子どもの宇宙』(中公文庫/中公文庫編集部編)
を買う。いやぁ、ほんとは対談集だけでよかったんだけど、この前のときお店の方にじつにおもしろい話を聞かせてもらったので、つい「『海』の三冊取り置きで!」と頼んじゃったんですよねぇ。金額がアレなだけに「うっ」と思ったが、まぁ「記念」だからいいとするか。

 「ジュンク堂書店」へ。新刊コーナーでいろいろチェック。一〇月二六日の「書林雜記」で話題になっていた
 『編集者 齋藤十一』(冬花社/斉藤美和編)
を見かける。どこにもデータ出ないな。版元も聞いたことない。ISBNは 4925236288 とメモってきたのだが、汚い字なので間違っているかも。評伝ではなく、関係者の追悼エッセイなど。自費系?まぁ、こんな本もあるよ、と。

 『路上の国柄 ゆらぐ「官尊民卑」』(文藝春秋/藤田弘夫著)
はちょっとだけ気になるが、まぁ買いはしないか。
 東川端さんが〈ぱらぱら立ち読みしたら、この本に対して拒否感を覚えた。その理由を確かめたくて買う。〉と書いていた
 『雑誌的人間』(リトルモア/佐山一郎著)
も見る。三階では(当然だが)
 『雑誌のカタチ 編集者とデザイナーがつくった夢』(工作舎/山崎浩一著)
の横に積んであった。こっちは買う。三〇日には永江朗さんと山崎さんのトークセッションもあるぞ。

 べつに東川端さんのマネをするわけではないが、ちくま文庫は
 『極太!!思想家列伝』(石川忠司著)
 『新編 軟弱者の言い分』(小谷野敦著)
を買う予定。新書では『これが憲法だ!』『テレビ標本箱』はぼくも購入ずみ…マネじゃないってば。ちなみに
 『満鉄全史 「国策会社」の全貌』(講談社選書メチエ/加藤聖文著)
は、参考文献や年表などの巻末の資料がけっこう充実しており、買いだと思う。
 『東京番外地』(新潮社/森達也著)
、さいきん森さんの本を追ってないが、これは買ってもいいな。

 三階の現代詩手帖フェアには六〇年代の茶けたBNまで並んでいて少し驚く。

 『明治・大正・昭和華族事件録』(新潮文庫/千田稔著)
 『エッシャーに魅せられた男たち 一枚の絵が人生を変えた』(知恵の森文庫/野地秩嘉著)
みたいな文庫を買ってもいいのだが、ここは
 『忘年会』(文春新書/園田英弘著)
を買っておく(J堂で今日買ったのはこれだけ)。明日はミヤテツの『1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド』(新潮社)でも買うか。

 四階で元木昌彦さんの「ノンフィクション養成講座」を、元木さんが持ってきてくれたボージョレーヌーボー(六本)を、みなでチビチビ飲みながら聴く。今夜のゲストは、『新潮45』中瀬ゆかり、『週刊文春』鈴木洋嗣の両編集長。裁判の話がおもしろかった。鈴木編集長は「裁判官が変わった(てしまった)」という話も。裁判官といえば、また東川端さんの名を出して恐縮だが、彼が古本で買っている『裁判官Who’s Who』(現代人文社)って本、ぼくもパラパラやってみたことがあるけどおもしろそうすよ。「首都圏編」と「東京地裁・高裁編」がある。


 PR誌をいくつか持ち帰った(J堂とリブロで)が、『青春と読書』(集英社)では森詠さんの「はるか青春」が最終回、これは単行本が出たら買うかも。枡野浩一さんの「嘘つき」というエッセイ、書き出しが
 〈私がついた嘘で、最も多くの人を騙せた嘘はおそらく、「舞城王太郎の正体は小沢健二」というやつだろう。〉
には笑ってしまった。
 
 『アスペクト』は特集が『「泣ける本」で泣いてたまるか!(いい大人が)』。括弧の(いい大人が)がいいね。また、「ヤスlog」によれば、第二特集の「酒と読書」がいいとのこと。ぼくはこのPR誌、入手したのはまだ二度目だ。
 最後にダイヤモンド社の『kei』、「編集部より」の「お知らせ」に
 〈“月刊「中谷本」”としてご好評をいただいている中谷彰宏さんの著書は、年内にも累計800万部を突破する勢いです。〉
とあるのが、なんだかおかしかった。

 ちなみに「リブロ」池袋本店は、一一月一日より、二二時までの営業になったそうである(J堂と同じ)。


 きのう読んだ『本の話』一九九七年六月号(文藝春秋)の特集「お腹の底から笑いたい」がおもしろかったので(鴨下信一『「笑いのエッセイ」の系譜』など)、名前が頻出した内田百閒の文庫本をきょうは読んでました。
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by taikutuotoko | 2006-11-16 23:01 | 本・雑誌・新聞・書店


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