帰りに高田馬場「BIGBOX 古書感謝市」へ。
『人生読本 日記』(河出書房新社)
が、二〇〇円。
『あどけない女優』(文春文庫/戸板康二著)
『文壇ものしり帖』(講談社文庫/巖谷大四著)
『吉本興業女マネージャー奮戦記「そんなアホな!」』(朝日文庫/大谷由里子著)
『上海一九三〇年』(岩波新書/尾崎秀樹著)
『小劇場の風景 つか・野田・鴻上の劇世界』(中公新書/風間研著)
が、各一五〇円。
「古書現世」
向井さんに挨拶すると、「
右文書院」の青柳さんが来ているので一緒にお茶でもどう?、と誘っていただいたのでついていく。「書肆アクセス」での東京本フェアのときに青柳さんの顔写真は見て知っていたのだが、もちろんお会いするのははじめてで緊張しました。いろいろとブログもチェックされているとか。おもしろい話をいろいろと。
ちなみに(って、お二人にしか通じないですけど)話中に思い出せないでいた本は『メイド・イン・オキュパイド・ジャパン』(河出書房新社/小坂一也著)であります。
歩いて池袋へ、「
古書 往来座」に寄る。いつ来ても流れている音楽がイイなぁと思いながら棚をながめていると、年配の常連客さんがご来店。なにやら作業中の瀬戸さんに「それなに?」、「あ、これは…」。ブログに何度か登場している「ご入用の方大募集シリーズ」の一品らしき、V字型のアヤシゲな器械。両脚にはさんでアケシメするとその辺を鍛えられるらしいのだが、動きが「なんだかヒワイね…」。傍で聞いていたぼくも思わず笑ってしまった。そのお客は山田風太郎の明治モノの話もされていたのでつい口を挟んでしまう。「NHKでやってたんだよ」「近藤正臣!」とか言って。
『読む楽しみ語る楽しみ』(集英社文庫/小松左京著)
を買った。五〇〇円。
『商売繁昌 昨今職業づくし』(中公新書/三宅菊子・阿奈井文彦著)
を読んだ。おもしろい。早稲田の理髪店主の話に、長髪が流行ってすっかり客が減り、近くの一軒が古本屋に転業した、なんてのがあった。三〇年以上も前の話だけど。おなじく早稲田の帽子(制帽)店主の話もあった。制帽ねぇ。
「歩行と記憶」
恵文社生活館オープン?で知った「
恵文社生活館」のブログ(期間限定なのは惜しい!)がとってもイイ感じ。七日にオープンとか。