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鳩と笑いの夜。

 歩いていった要町の「ブックオフ」で
 『知の収穫』(双葉文庫/呉智英著)
を買う。一〇五円。
 池袋の西口公園へ。ステージではフォーク&カントリーのイベントをやっているが、そのまわりでは岩手物産展のテントが出ている。岩手のビールとじゃがバターで昼メシ。
 音楽イベントの出演表を見ると、夕方から斉藤哲夫さんも出演されるようす。斉藤さんも気になったが、「哲夫」で林哲夫さん、そこから地下室の古書展へと連想がすすんだ。そういえば今夜は岡崎武志さんと黒岩比佐子さんのトークショーではないか。神保町まで歩くことに。

 「東京古書会館」のUBC会場では、トークショーの前にちわみさん、「リコシェ」の阿部さん、旅猫雑貨店さん、古本海ねこさんにお会いした。なんだか一箱古本市の記憶がよみがえるよう。

 一九時からのトークショーは、お二人の相性もよくとてもおもしろかった。黒岩さんはスラッとしておキレイだが、大学まで軟式テニス(!)に熱中していた「体育会系」とのこと。パッと見、このひとが『伝書鳩 もうひとつのIT』(文春新書)なんて本を書いたなんてと思うが、話を聴いているうちに納得。軟式テニス魂を感じました。
 岡崎さんも絶賛の『伝書鳩』、トーク終了後にずいぶんと売れているようだった。いやぁ、ぼくも買いました。あの岡○信○からも手紙が届いたのだとか。岡本信人じゃありません。くわしくは、林哲夫さんの「daily-sumus」つぎつぎと書に手をつける梅雨入前を。


 終了後、向井さんに林哲夫さん柳瀬徹さん、「crazy feeling 2」のhstmさんを紹介してもらう。そのあと、向井さん柳瀬さん「書肆アクセス」畠中さんに混ぜてもらって、近くの「さくら水産」へ。なかなか料理が来ず、テーブルの上には八〇円のオニオンスライスのみ、という状況がしばらくつづいたときはせつなかった……。とにかく爆笑の連続だったけど、その中身はけっこうたいせつなことを喋っていて、たのしみながらも勉強になったなぁ。

 帰りはみな地下鉄の神保町駅へ。改札で当たり前のようにひっかかる畠中さん。笑いすぎると耳が痛くなるってことを今夜はじめて知りました。 
by taikutuotoko | 2006-06-05 02:37 | 本・雑誌・新聞・書店


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