一箱古本市③(行動編)。

 きのうのことをくわしく。無駄に長いので携帯で読むのはアキラメましょう。

 第二回目となる「不忍ブックストリートの一箱古本市」、今年はぼくも箱主(店主)のひとりとなった(前回は客)。
 今回は、一〇〇箱の一箱古本屋(プロ&素人)が、設置場所を提供してくださった一五の“大家”(本屋やカフェ、雑貨屋など)に散らばって古本を販売するほか、あちこちで各種イベントが開催される。「本と散歩が似合う街」をテーマに作成されたMAPを片手に散歩しながら、古本の売買やイベントを愉しむ、という催しだ。GWということもあり、古本好きというわけでもない親子連れなどもMAPを持ってスタンプラリーを愉しんだり、という広がりのあるものなのだ。

 朝、各一箱店主は拠点となる「オヨヨ書林」「往来堂書店」「古書ほうろう」に分かれて集合。ぼくは本を詰めた重い重いダンボールを抱えて西日暮里駅から「ほうろう」へ着いたんだけど、腕がプルプルいっちゃって、やっぱり翌日は筋肉痛だった。みなさんキャリーカートを持っていてびっくり。
 ブログでお馴染みの方でいうと、発起人の南陀楼綾繁さんや向井透史さんには何度かお会いしたことがあるが、四谷書房さん、ちわみさんには初めてお会いできた。マスコット「しのばずくん」の産みの親内澤旬子さんや、早稲田のメルマガで連載中の前田和彦さんも。
 点呼・説明のあと各大家へと散らばるが、ぼくの大家はここ「ほうろう」。

 店番の時間を抽選で決める。「ほうろう」には箱主が一〇人以上いるため、ひとり一時間でよいとのこと。ぼくは一五時から、ということになった。一一時に販売開始。フリーの箱主もはじめの一時間は(おなじ大家の)他の箱から本を買わないようにしよう、と提案したので、じぶんの箱のようすが気になるけども一回りしてくることに。

 はじめに回った「花歩」にはちわみさんたち。ちわみさんの箱からはどんどん本が売れていく。いい本が安いこともあるけど、なんといってもトークが最高。けっきょく全箱主のなかで最多冊数を売ったのがちわみさんだった。江古田坂書房さんに「ブログ読んでますよ」、しかも○○の看板を見に行った、と言われてエーッという感じ。このあと、何人ものひとに「ブログ読んでる」と言われてほんとうに驚く。リンクしてくれていたりアンテナに入れてくれているひとが読んでくれているらしい、というのはわかるのだけど、それ以外にも読んでいるひとがいる、というのは実感がわかない。
 
 ちょっとダラダラ書きすぎたのでここからは省略版。買った本はまとめて次に。

 数ヵ所まわって、岡崎武志さんの箱がすでにガラガラになっているのにびっくりしたり、噂の「古書肆 噂の犀」でサイン本を買ったり(「噂の犀スクラップ通信」は貴重ですよね)。途中からしばらく書物蔵さんと歩いてまわり、あっという間に一五ヵ所を回りきって「ほうろう」に戻った。ほんとうならもっといろいろ寄り道したかったのだが、じぶんの箱が気になってしまい、ゆっくりという回り方ではなかったなぁ。 

 「ほうろう」でほかのひとの箱を覗いていると、池袋「古書往来座」から瀬戸さんとのむみちさんが。チョイと呑んでこられた、とのこと。素晴らしい!
 そうこうしているうちに雨が……。いそいでビニールをかけ、様子を見る。「ほうろう」大混雑。雨宿りをしていると、ぼくの不在時に神保町「ダイバー」さんがいらして差し入れを持ってきてくださったと知る。感謝。田中栞さんや大貫伸樹さんがいらした時間はちょうど雨で残念でした。
 状況を見つつ、少し雨の防げるところで箱を開いて販売を再開。これは大家によって差が出てしまったようだ。一五時台に中止が決まった。それでも雨の中、なかなかお客さんが途切れず、スタンプラリーに訪れる方はその後もぞくぞくと続いた。

 打ち上げ会場の「不忍通りふれあい館」で、一七時半から希望者のみ参加の箱主同士のミニ古本市が開催される、ということになり、四谷書房さんと移動。キャリーにぼくの箱も乗せてもらい、大感謝。時間まで「NOMAD」で古本談義にふける。

 「ふれあい館」に移りミニ古本市。ここではにとべさん、ふぉっくす舎さん、とりさんといった方々に会うことが出来た。いや、もっともっといろんなひとに会えたのだが、書ききれないので。おいオレのこと忘れてないかい、ってひとはごめんなさい。

 一九時から同会場で数組の漫才師による大演芸会、じゃなかった打ち上げ・表彰式が。でも、壇上にあがった方々はみなさんおもしろかったなぁ。平井堅ふうのオヨヨ書林さんがあんなふしぎなひとだとは……。
 個人表彰のあと、スタッフ・関係者が壇上にズラッと並んだ光景はちょっと(かなり)感動もので、どれだけこの準備が大変だったか、また当日が天候に恵まれなかったのにも関わらず愉しいものになったことの凄さ、というのを感じた。ほんとうにご苦労さまでした。また来年!つぎはぼくもお手伝いしたいと思う。 
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by taikutuotoko | 2006-04-30 23:55 | 本・雑誌・新聞・書店


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