小林信彦さんを読んだあとだからか、吉村昭さんの『昭和歳時記』(文春文庫)をすこし読む。
そういえば、新書の創刊ラインナップに吉村さんのが入っていることって多いような。調べてみると、文春新書・平凡社新書・新潮新書・ちくまプリマー新書、がそう。となると、この秋の「朝日新書」あたりは……入ってもおかしくないけど、さすがにこれだけ先例があるとねぇ。
ただ、吉村昭さんは(地味だけど)しっかりと読まれている作家なんだなぁ、ということがよくわかる。依頼したくなる編集部の気持ちもよくわかる。
来年だという幻冬舎の新書、は ようわからん。