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うさぎちゃん!

 バスで高円寺へ。

 「都丸書店」の支店で
 『ハリウッドをカバンにつめて』(早川書房/サミー・デイヴィス・ジュニア著/清水俊二訳)
 『人生覗きからくり』(文春文庫/綱淵謙錠著)
 『金融法廷』(日経ビジネス人文庫/岩田規久男著)
を買う。三〇〇円、一〇〇円、一〇〇円。

 つづいていくつかの古本屋をまわり、「アニマル洋子」で
 『渡辺篤史のこんな家に住みたい』(講談社/渡辺篤史著)
 『ぼくらの三角ベース ノスタルジック・カタログ』(平凡社/草野のりかず著)
を買った。各一〇〇円。「高円寺文庫センター」では『酒とつまみ』を見かけたぞ(そのうち買う予定)。

 帰りのバスで中板橋まで行き、「roji cafe」へ。二階の本棚裏隠れ席でコーヒー飲みながら二時間ほど読書。ずっと流れていた女性シンガーの曲がすごくよかったので、帰り際に「あの蘇州夜曲とかカバーしている女性は誰ですか?」とお店の方に訊ねたところ、「アン・サリーです」。おおっ!これが岡崎武志さんや晩鮭亭さんがしょっちゅう話題にしていたアン・サリーさんですか。すばらしいです。

 さいごに「古本 フクロウの森」(ちなみに今週日曜は臨時休業とか)に寄る。棚を眺めていると、年配(おじいさん)のお客さんが来店。「名前忘れちゃったんだけど…あるかなぁ?」ということで店主に内容を話しだした。「ほらさ、女で、買い物ばっかりしててさー、テレビにも出てたんだよぉ」。
 ぼくが後ろから「中村うさぎさんですか?」と言うとそのおじいさん、「あっ、そうだ、うさぎちゃん!」

 「うさぎちゃん」てのもよかったが、「ほら、おれ(わたしだったかな)みたいに縮こまって生きているとさぁ、ああいうのは刺激的なんだよぉ!」 いやはや、とっても刺激的なおじいさんでした。さすが中村さん、読者もすごい。

 お金がなかったので文庫本を一冊キープしてもらって帰宅。雑誌『アミューズ』を一冊いただいた、ありがとうございます。

 北尾トロさんの新(編)著、おもしろそう。
by taikutuotoko | 2006-04-14 21:19 | 本・雑誌・新聞・書店


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