「古本 フクロウの森」のご主人から、「常盤台の南口に古本屋ができた(けどゴニョゴニョ)」と聞いていたので行ってみる。それらしき店を見つけたが開店にはまだ時間があるようなので、時間つぶしに北口に出た。
「高田書房」(本はあまりない)を覗いてから、「たきざわ商店」へ。
『さよなら芸能界』(朝日文庫/永六輔著)
『本の雑誌』(本の雑誌社/一九九六年一〇月号/特集:坪内祐三ロングインタビュー)
『本の雑誌』(本の雑誌社/一九九八年一二月号/特集:狐 ロングインタビュー)
を買う。三五〇円、一〇〇円、一〇〇円。
一四時を過ぎたので南口にもどり、目的の「books cocochie」へ。細長い店だが、う~ん……、何も買わず。上板橋にも行き、古本屋「BOOK STYLE」(建物がしゃれてる、けど生かしきれてないような。雑誌などに力)、「林屋書店」(町の古本屋)を覗いておく。
このあたりでオススメの古本屋は、きょうは行かなかったが大山の「ぶっくめいと」(金休)と、東山町の「古本 フクロウの森」(金土日営業)だなぁ、やっぱり。「ブックオフ」は中板橋と前野町に、大山には「ブックマート」がある。川越街道の上板橋手前には「コミック広場」。板橋周辺はともかく、このあたりの古本屋事情なんて、本や雑誌にはほとんど載ってないもんなぁ。引っ越してくる本好きの検索に引っかかってくれればいいと思って書いておく。
「古本 フクロウの森」で古本屋の感想を交換。ぼくはご主人に、東池袋の「
Media Massage」を教えておいたのだが、その三日後には見に行ったとのこと。狭いけどおもしろい、店主の趣味がわかる店だと高評価。
文庫カバーをつくったそうだから、ぼくもそのうちまた行こう。
「○○さん、これ読んだ?」とご主人が取り出してきたのは『ブックカフェものがたり』(幻戯書房)。「
ふるほん結構人ミルクホール」が気になるそうで、「うちもカフェコーナーつくるのが夢なんだけど……」とのこと。池袋ジュンク堂の坪内・岡崎トークセッションのことを教えたら、ジュンク堂に即座に電話。ざんねんながら満席でガッカリの様子だった。
『私の音楽談義』(ちくま文庫/芥川也寸志著)
を買う。二八〇円。〇五年一一月一一日の「
新・読前読後」を読んで気になっていたもの。いつものように、使い古しのカバーをかけてもらう。いろんな書店のがあって愉しい。きょうのは文春文庫ので、雑誌『マルコポーロ』の広告が載っていたからけっこう古いなぁ。
『羆嵐』(新潮文庫/吉村昭著)
を読んだ。これはオススメ。すごいぞ。