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リブロにて。

 きのうのエントリーにもらった非公開(ぼくだけ読める)コメントで、近代ナリコさんの
 『インテリア・オブ・ミー 女の子とモダンにまつわるあれこれ』(PARCO出版)
についての情報をいただいたのだ。○○○○さん、アリガトウ。
 池袋リブロの地下一階、文芸書の入り口のトコロに、〈近代ナリコさんの選んだ本15点とあわせて〉置いてある、とのこと。

 というわけで、リブロにきょうは寄ったのだった。この本自体はどこの書店でも置いているのだろうけど、その〈選んだ本15点とあわせて〉というのは気になるじゃない。

 池袋リブロによく行かれる方ならご存知だろうけど、そとから階段をおりてくると左手に壁一面の文芸書新刊コーナーがある。で、その反対側の壁に、木枠のちいさなフェア棚があるでしょう。あそこです。

 鴨居羊子のエッセイ、渡辺武信の詩集や『住まい~』の新書、武田百合子のムック、辛酸なめ子『ニガヨモギ』、赤瀬川原平『千利休』、谷本研『ペナント・ジャパン』……といった一五点と、『インテリア・オブ・ミー』、ほかにも、『モダン古書案内』、近代さんが編者の女性エッセイ・アンソロジー、などが置かれている。
 ただ、ぼくが見たかぎりでは、〈近代ナリコさんの選んだ本15点〉というようなコトが書いてある紙などは見あたらなかったなぁ。そのへんのことは、ちょいとわからない。

 『インテリア~』を手にしてみるとイイ感じ。買っちゃうことにする。で、ついでに、並べられている近代ナリコさんの選んだ本(?)のいくつかをパラパラとめくってみたりして愉しんでいたのだが。

 そのなかのある本の、グウゼンさいしょに開いたページから
 〈この素晴らしい本屋のとっておきの悪口を一つ紹介しましょう。〉、〈本屋をのぞくのは外国人にはとても面白い体験です。〉、〈大学の周辺には本屋や古本屋が多く、学生たちが本に読み耽っています。顔を上げている人など一人もいません。〉
などの文字が目に飛び込んでくる。ん~、これもなにかの縁だろう、と、この
 『東京に暮す』(岩波文庫/キャサリン・サンソム著/大久保美春訳)
も、一緒に買っちゃうコトにしてしまったのだった。 
by taikutuotoko | 2005-07-06 23:51 | 本・雑誌・新聞・書店


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