んークヤシイ。が、しかたない。お金が手元に一〇〇円もなかったので、コンビニのATMですこし下ろしてきた。手数料がもったいなかったけど。この手数料ってやつがよっぽどクヤシイのだろう、一年くらいまえまでの手数料が発生した引き出しの瞬間は、ハッキリと記憶しているもんナァ。
お金が入ったので、江古田のブックオフへ定期巡回。いや、そのまえにある古本屋にはいった。何ヶ月もまえからその店にあった(買おうかどうしようか迷っていた)古本が、きゅうに欲しくなったのでね。
ところが、先週も無事を確認したはずのその本(後藤明生のエッセイ、五〇〇円、状態ヨシ・初版)が、ナイ!しまった。きのう別の古本屋で、けっこうイイ値がついているのを見て、それじゃあ、なんていうんで買う気になったのだけど。そういうヨコシマな考えだったから、バチがあたったのだろう。それにしたってこのタイミングで消えるなんて……。
まぁ、あきらめて、ブックオフへ。
『東京気侭地図』(文藝春秋/神吉拓郎著)
が、七〇〇円。
『寄り添って老後』(新潮文庫/沢村貞子著)
『焔の中』(中公文庫/吉行淳之介著)
が、それぞれ一〇五円。
帰り道、寒いなァ、なんておもったら、雪がちらりと降ってきた。