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追憶の、いまさっきまで。

 ナンダロウアヤシゲな日々の南陀楼綾繁さんのマネをして
 『追憶の一九八九年』(角川文庫/高橋源一郎著)
を読んでいる途中なので、ぼくも日記風のものを書いてみようっと。といってもまだこんな時間なんで、昨夜のはなしから。

 NHK教育の再放送「新春お好み将棋対局」を観る。優勝した阿部・岩根ペアの岩根忍女流一段がかわいい。小柄で丸っこく、笑顔がよいので一気にファンになった。ぼくは細身好きだが、さいきんは丸いひとも悪くないと思うようになったようだ。
 そういや、こないだ立ち読みした『SPA!』に「樽ドル」ということばが出ていた。腹が樽のようなアイドルのことらし。う~む、すごい。でもやっぱり細身のひとがイイので、裏でやっているテレビ東京の通販番組の乾貴美子さんを見て満足する。『彷書月刊』など読んでいたら、いつのまにか三時をすぎていて、急いで就寝。

 七時過ぎに目覚め、とりあえずノドが渇いたと炭酸飲料を飲んだらお腹がヘンになり、ウンウンいいながらまた蒲団のなかへ。『追憶の一九八九年』を読みはじめる。
 
 〈九字起床。晴。十時頃から、Nが一言も口をきかなくなったのでなにを怒っているのだろうと思いっていたら、二時頃になって突然「ああ、苦しかった。死ぬ」と言ってしゃべり出した。どのくらいしゃべらないでいられるか試してみたんだそうである。しゃべらないでいられる人はエライ、という感想をNはもらしておられた。〉

 Nは、このころの奥さんの高橋直子さん。こんなに仲がよかったのに、など思うが、よけいなお世話だろう。ところどころに挟まるNさんの日記がおもしろい。本を見かけたら買おう、とおもう。

 〈十時半、六本木アートフォーラムに着く。第三回「猫の日/私の猫が日本一」コンテストのゲスト審査員の仕事をするため。〉
という二月二二日の日記がまた、おかしい。
 
 〈ネコ、ぞくぞく集合してくる。十二時までリハーサル。一時から本番。ネコ好きが集まると異常な感じがする。あちこちでネコが鳴き、喧嘩などしている。本番が始まる前、柳瀬(注・尚紀/名誉会長)さんが「山田(注・名前、漢字出ズ、読ミ知ラズ)さんから、恩師の渡辺一夫先生の娘さんのネコが出場しているからよろしく頼むと電話がかかってきた」と言っていたが、その渡辺一夫先生の娘さんのネコが優勝した。体重十三キロの牛若丸くんである。もちろんポラを撮った。〉

 そういえば、こういった本にも、ブログにも、ちょくちょく猫っていうのは登場する。ぼくの被害モーソーかもしれんが、猫好きのひとは、犬好きをバカにしているような気がする。犬は従順でツマランが、猫は気まぐれでブンガク的、みたいな。猫はしょっちゅう小説にでてくるが、犬はそうでもない。実家では犬を飼っていたぼくとしては気にいらないのだ。

 犬がでてきた小説で印象的なのは
 『ゼロ発信』(中公文庫/赤瀬川原平著)
で、やはり赤瀬川さんはエライとおもった。

 さて、いまはやっぱりTBSの「サンデージャポン」で竹内香苗アナを(消音にして)チラチラ見ながら、『追憶の~』を読んでいるところ。さむいので、江古田のブックオフに行くかどうかは思案中。
 午後は、TBSラジオの伊集院光さんのラジオを聴かねばならぬ。きょうの二時台のゲストは浅草キッドのお二人のハズである。ブッチャーブラザーズのぶっちゃあさんも三時台に登場なので、ひじょうに愉しみだ。 

 
 追記(一一時九分):住吉美紀アナ目当てに、NHK「日曜スタジオパーク」を見たところ、泉麻人さんがゲストだったのでトクした気分。
by taikutuotoko | 2005-01-16 10:28 | 番外


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