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地震の写真集を見た。

 げんざい使用中のPCは、一〇月二三日の午前中に小千谷の実家に届いたもの。設定中にあの地震にあったものの、落下したのがコタツ布団の上で、奇跡的に無事であった、という、運のイイんだかワルいんだかよくわかんないマシンである。
 
 前回、もしかしたら今年さいごの書き込みかも、と書いたが、またこうやって書いてんだから、しつこいな、ぼくも。どうも、すいません。

 きのう、実家に着いてすぐ、新潟県中越で震度五弱(旧守門村)があり、ここでも震度三であった。

 『特別報道写真集 新潟県中越地震』(新潟日報社)
 『特別記録写真集 小千谷を襲った大地震』(小千谷新聞社)
というのが実家にあったので、見る。一〇〇〇円と二〇〇〇円。
 
 いやはや、あらためて、ひどい。とくに『小千谷~』の方は、慣れ親しんだ風景が崩壊してしまっている、といった感じで、見るにたえない。前回来たときに、車で被害を見て回ったが、写真で見ると、またちがった恐ろしさ、悲惨さがある。

 実家は、小千谷の市街地にあり、地盤の関係か、とくに被害が軽かった地域であるようだ。一見、何事もなかったかのような建物がおおいが、すこし細い道にはいると、道路が砂利道になっていたり。近所のジャスコは、営業再開の見通しはたっていないようだし。

 心配される雪は、このあたりはまだそれほど積もってはいない。消雪パイプは大丈夫なのか?ニュースを見ると、山古志あたりの雪はけっこう深くなっているみたい。

 スマトラ沖での地震、津波も、ひどいことになっている。じつは、その数日前に、知人が新婚旅行先のモルディブから帰ってきたばかりで、お土産をいただいた直後だったのだ。いつにもまして、リアルに感じられた災害のニュースであった。がんばってほしい。

 来年は、自然には穏やかであってもらいたい、と願うばかりだ。
by taikutuotoko | 2004-12-29 10:28 | 番外


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