日曜日は「TBS・竹内香苗サマ強化曜日」なので(なにを言っているやら)、午前はあの『サンデージャポン』を見なければならず、また午後は彼女がアシスタントをつとめる伊集院光さんのラジオを聴かないといけない。ようするに、あんまり読書ができないわけで、ラジオ聴きつつ、中板橋あたりを散歩してきた。
石神井川にピンクのゴム風船が流れていて、妙にかわいらしかった。ま、そのうちシボんでただのゴミになるわけだが。
日曜日だと、商店街はけっこうシャッターを閉じている店がおおい。ちいさな古本屋があるが、これも閉まっている。ま、たいしたものはない店だから、かまわない。
中板橋のブックオフで
『珍品堂主人』(中公文庫/井伏鱒二著)
『凡宰伝』(文春文庫/佐野眞一著)
を、あわせて二一〇円で。
ぼくは、パンは好きではないが、パン屋は好きである。町のパン屋が好きなのであって、デパ地下のパン屋には興味はない。買うのは、カレーパンかコロッケパン。たまにはちがうパンを買ってみようと店に入っても、けっきょくカレーパンだったりするので、なさけない。やっぱり、きょうもカレーだった。
聴いていたラジオ番組にゲスト出演していた平田オリザさんは、二歳ごろから原稿用紙になにか書いていたそうだ。すごいねぇ。ぼくなんて、小学校に入るまで、じぶんの名前を書けなかったらしい。親によくわらわれたものだ。
NHK問題について、一時間ちかく解説してくれたコーナーを聴く。じつによくわかる。このコーナー(番組)の質の高さについては、いぜん浅草キッドの水道橋博士も日記で絶賛していた。ぼくも受信料支払い拒否してやろうか、などとかんがえたが、口座引き落としにしてあるのをやめるのがメンドウなのと、集金のひとがかわいそうなのであきらめる。
そういえば先週の日曜だったか、やめてやろうとおもっていた新聞購読(その日の気分で、駅売りの新聞を選ぶつもりだった)を、契約延長交渉にきた苦学生ふうの兄ちゃんがあまりに情けない顔をして頼むので、ついつい三ヶ月延ばしてしまったのだった。
どうも、ぼくの日曜日はなさけないことがおおいようだ。