新潟県中越地震から、ひと月たった。
小千谷にあるぼくの実家では、一週間ほどまえに、ガスも復旧した。が、おなじ市街地でも、商店街の裏手にある友人宅は、マダだという。
実家の者のパート先がかなりやられてしまい、当分は働けないようだし、おおきな損害をうけた工場に勤める友人は、県外に出向となったとのこと。
ぼくが小千谷に行ってきたときに会った知り合いは
「災害っていうのは、テレビで見るもの、とおもっていたよ。まさか、ねぇ。」
と話していた。彼の家は、半壊。まさかでもなんでも、災害は起こる。
そういえば、皇族の婚約報道のさい、山古志の被災者からコメントを取っていたメディアがあった。どういうつもりかとおもう。