いまちょうど神保町から帰ってきたところだけど、それどころじゃない。さっきの地震、最大震度(六強)だった小千谷市、ぼくの実家があるところだ。電話もつながらないし、たいへんに心配。
とりあえず、きょうは本のはなしは書き込めません。訪問してくださった方、もうしわけありません。(十八時二〇分)
まだ、あんまり情報がはいってこない。歩いて五分の病院にも怪我人が運び込まれたというはなし。心配。(十九時三二分)
実家から歩いて五分の病院には、怪我人三〇人が搬送されている、とのこと。とにかく心配。(十九時五〇分)
震度六強を記録した小千谷市内は、停電中らしい。同市の死者はいまのところ、一名(五〇代男性)。元町の家屋が一件倒壊した、とのこと。(二〇時一五分)
映像がいろいろと流れているが、いたましい。本町商店街の様子を見たが、ぐちゃぐちゃだ。実家は市役所のちかくなので、そこに避難しているのではないか。(二三時三八分)
実家に電話をかけると、つながるようなのだが、出ない。避難しているのだろうとおもう。携帯メールは届くらしいのだが、どうやら身につけていなかったようで、反応がない。連絡がつかないので心配。
家の中はひどいだろうが、とにかく無事であれば。中継に、知っている建物の悲惨な様子が映る。また、避難しているひとたちの顔が映るたび、家族や知り合いをさがす。いまはやれることがほかにないのがつらい。(二三時五七分)