新潮OH!文庫。

 松沢呉一さんのツイッターで、「新潮OH!文庫」の終了を知る。というか、まだ生きてたんだなぁOH!文庫。

 新刊は2002年9月が最後のよう。鳥飼玖美子『歴史をかえた誤訳』みたいに新潮文庫に移籍したもの、本橋信宏『裏本時代』(幻冬舎アウトロー文庫)のように他社の文庫に入ったもの、久住昌之『小説 中華そば「江ぐち」』が『「孤独の中華そば・江ぐち』(牧野出版←元新潮社でOH!文庫を担当されていた方が立ち上げた出版社)として生まれ変わった例もある。そのなかで『魔羅の肖像』は「OH!文庫」として増刷をかさね、ひっそりとここまで生きながらえてきたんですな。つぎの行き先があるんだろうか。

 ちょいと検索したら、こんなブログを見つけた。「ロイたー共同通信」の記事だが、引用禁止、とのことなので興味ある方は各自およみください。(いしかわじゅん『漫画の時間』について)。まぁ、いろいろむずかしい例。
 「ほぼ日刊イトイ新聞」の担当編集者は知っている。なども。

 

 ハルバースタムの『ザ・フィフティーズ』、山村修『禁煙の愉しみ』、大泉実成『消えたマンガ家』、エドワード・ファウラー『山谷ブルース』、安藤哲也『本屋はサイコー!』や谷口雅男『ふるほん文庫やさんの奇跡』なんかもOH!文庫だった。そういえば『お笑いテロリスト大川総裁がゆく!』もあった。ほかにもけっこう買ったはず。個人的には宮崎哲弥の『正義の見方』、かなぁ。

 著者にしてみると「新潮文庫」の方がメリットが大きかったかもしれないし、そもそも棲み分けがうまく出来ていたとも思えないところがある。あの装丁もすこし安っぽく見えることがあるし。うーん、あまり幸せな「文庫」ではなかったのかなぁ。でも、たしかにいい本は何冊もあった、と思う。「OH!」の路線がじつはどこか気になっていた、という人は「牧野出版」を気にしてみるのもいいのかも。東川端さんがいっている『安心』は「マキノ」の方でこのばあいはちがうみたい(WEBマガジン「パブリディ」はすでに終了)。



 第22回 古書往来座 外市~軒下の古本・雑貨縁日~

南池袋・古書往来座の外壁にズラリ3000冊の古本から雑貨、楽しいガラクタまで。敷居の低い、家族で楽しめる縁日気分の古本市です。ブックマークナゴヤの一箱古本市でおなじみの岐阜のオンライン古本屋、徒然舎さんがゲスト。店主の廣瀬さんも上京されます。
■日時 2010年9月4日(土/11:00ごろ~19:00)~5日(日/12:00~18:00) 



 9月19日開催の第8回 鬼子母神通り みちくさ市
 出店者募集は、
9月1日(水) 21:00~受付スタート/第2会場は2日(木) 21:00まで受付のち抽選発表です。
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by taikutuotoko | 2010-08-25 02:01 | 本・雑誌・新聞・書店


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