本の発売日なんて、けっこういいかげんなものだよね。
二八日が発売日だと新聞広告にあった「植草甚一スクラップ・ブック」の第一回配本分だけど、きっと、もう売られているだろう、というわけで、帰りに池袋のジュンク堂書店へ寄ってみたんだけど、うん、やっぱりあったよ。
と、いうわけで、きょう買った本は
『いい映画を見に行こう 植草甚一スクラップ・ブック1』(晶文社/植草甚一著)
『ぼくの読書法 植草甚一スクラップ・ブック6』(晶文社/植草甚一著)
『モダン・ジャズのたのしみ 植草甚一スクラップ・ブック12』(晶文社/植草甚一著)
『いとしこいし 漫才の世界』(岩波書店/喜味こいし・戸田学編)
『野中広務 差別と権力』(講談社/魚住昭著)
という五冊、あわせて九〇三〇円。うわぁ。
地下鉄のなかで、ぼんやりと中吊り広告をながめていると、『週刊朝日』(十月八日号)の、「さらば近鉄バファローズ」という見出しが気になった。いや、タイトルはまったくありふれたものだけど、書き手がね、永沢光雄さん。これは読みたいなぁ。
それにしても、合併後の新球団名「オリックス・バファローズ」っていうのは、残酷なはなしだ。いままでのブルーウェーブファンは、つらいだろうな。
本拠地は大阪ドームになっちゃって、神戸でやる試合はグンと減ってしまうし、チーム名はバファローズ。ファンには「オリックスの名が残ってよかったね」とでもいうのだろうか。こんなの、オリックスという企業がブルーウェーブファンからチームを奪った、というのがただしいようにおもう。